2010年04月13日

Baroque Syndrome (バロック・シンドローム/過剰装飾症候群)

 
※申し訳ありません。
 現状のレイアウトですと、ルビがちっこくて読み辛いかと思います。
 もし、そちらに興味がお有りの場合は、大変恐縮かつお手数なのですが、ブラウザの機能で記事を拡大表示して、ご覧頂けましたら幸いでございます。
 ルビは、内容上必要に思えた箇所にのみ使用しております。


  
 ランセリィやシェリスエルネスの耳の描写にですね。先人の創作物に依る「エルフ耳」という言葉を使うのが、(妖精族のような〜、などと言い換えるにしても)、嫌で嫌で堪らなくてですね。
 だったら、自分で造語を作っちまおうと。
 んだもんで、半尖りの耳(ダガー・イヤー)だの半尖りの耳(スティレット・イヤー)だの、優雅に伸びた長い耳(シャムシール・イヤー)だのと試みております。
 ルビにしているのは、文字数の削減と、読んだ時のテンポのため。
 嫌なだけあって、イヤーばっかりですが。

 衣裳関係のルビは概ね実用的な理由でして。
 私は身体描写で「ジャンパー・スカート・タイプの」と言われてもピンと来ない人間なのですが、折角の専門用語、使わないと迫力がない。だけど、形の説明もしないと語句を知らない相手には伝わらないだろう。とはいえ、「〜〜〜(具体的な形状のくどい説明)〜〜〜したジャンパー・スカート・タイプの」なんて書いても、読んでいて冗長極まりない。
 てなもんで、「起伏の薄い胸から眩い太股までを覆う胴腰ミニのジャンパー・スカート・タイプ一体(型)のネグリジェ」とか書いている訳です。

→一箇所だけじゃ変なので、全領域に拡大。

灰華アッシュフリルだなんだと細部の情報量が多くても、全体の纏めが「黒と銀のゴシックドレス」だの「菫色のゴシックドレス」だのじゃインパクトが薄く思えるので、(というか十子が総登場したら、文中のどれが誰のゴシックドレスだか区別が出来なくなる可能性大。一応、気を使って、ゴス服を着ていないのも多いけれど)、銀袮の玄裳ゴシックドレス、夜戯菫のsensou.PNG裝(ゴシックドレス)、などと気取った固有名詞をつけてみる。

→ここぞとばかりにヴュゾフィアンカが、「英語+出鱈目な意訳のルビ」とか、やり始めた。
 進化ゲシュタルト・リノベィション

→豁然。こんな理屈付けやら言い訳やらをしても始まらない!
 俺は、こういうルビの振り方や身体描写にグッと来て、格好良さと美しさを感じるんだ!!
 どうだ、何だか重厚でゴシック凌辱小説っぽいだろう!!!

→あ、うちじゃ、そういうの駄目です。  (←三年と三ヶ月前に、ここ)
 
posted by 謡堂 at 19:00| 雑記