2015年08月17日

WVN追加データ002 「魔窟に蠢く肉の壁」(ソロプレイ用の強敵 01) 1/2

 

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≪ストーリー≫
 享楽と猛毒の魔王ヘルペーの居城は、広大な魔界の地底に無数の蠢道を張り巡らす、魔窟である。そこは、頽廃的な文化と原始的な暴力によって支配された、邪神も恐れる地獄の窖(あなぐら)だ。
 闇の太陽、破滅を孕みねぶりし太母、残虐幼帝、災厄の巫女妃。無数の二つ名で呼ばれ、領地拡大に熱心とされる彼女であるが、殊更に軍勢を率いて侵略戦争に明け暮れる必要は無かった。
 何故ならば、魔窟その物が、あらゆる次元、異世界へと蠢道という名の菌糸を伸ばしていく、根源禍であるからだ。わざわざヘルペーや下僕が出向かずとも、毒性の蠢道は征服されるべき土地に到達し、あるいは次元的に引き寄せ、接触点で嚢胞迷宮(のうほうめいきゅう)を形成する。そして、所有物の烙印たる噴出口を捻(ねじ)開く。そこから溢れ出した大量の瘴気によって、その地は遠からず堕落し、戦わずして魔窟の一部へと同化、物質的にも暗黒の窖へと呑み込まれる、悪名高き「魔窟堕ち」させられてしまうのである。
 無論、家畜共が叛逆し、「魔王の首を獲って故郷を救わん」と意気に燃えた討伐隊を送り込んでくることは、多々有る。しかし、地下城窟に巣くう忌まわしい怪物達と、恐るべき百人の仔らに阻まれ、目的を遂げた例(ため)しは無い。


≪ゲームデータとしての特徴≫
 ソロプレイ用の強敵、「法悦の肉壁/ヘルペーズ・ヴァギナ」です。
 触手系の陵辱キャラでもあります。
 他のデータが少ない中での追加なので、なかなか倒せない(暫く遊べる)物が良いだろうと思案した結果、強くし過ぎた感も、無いとは申しませぬ。

 ……いいんだい、触手は強いんだい。
 お気に入りのパーティを挑ませて、全滅していく様を眺めて楽しむんでも、いいのよ?

 基本的に、多人数で挑めば倒せます。
 少人数で長期戦になればなるほど、苦しくなっていきます。



<「魔窟に蠢く肉の壁」(ソロプレイ用の強敵 01)の修正履歴>
・2015 8/19 チップの「この変化+5つ」を「この変化×5つ」と修正。
・2015 8/17 公開