2012年08月27日

淑女のお修行 魔界編

 
※シェリスエルネスとランセリィは、悪魔っ娘。茜は人間。三人共、女性。



「……手鏡? ……いや、フライパン……、か?」
「ではなくて。……なんでわざわざ、風情の無い方に言い直すのかしら」
 掌サイズの浅いお皿に、持ち手のような柄(え)が付いていれば、大抵はそこら辺が発想の候補になるだろう。
 多分。
 ちなみにシェリスエルネスがしてみせたことには……、
(尻尾で持つ用の取っ手かよ)
 魔姫の脇に並べられた、不確定名「? 上からぺちゃんこに潰されたカップ」やら「? 裏底に鏃型の窪みがある平皿」やらの正体が判明して、唸る茜である。
「まずは、これを揺らさずに『持つ』ことから始めるのですわ、ランセリィ」
 木戸茜のアパートの居間だった。そこの丸い卓袱台に上品に腰掛けて――彼女がそれを「貧相なベンチ」だと思い込んでいるのは疑う余地の無い所である――シェリスエルネスは、黒く艶やかなエナメル質に輝く尻尾をテイル・プレートの持ち手に巻き付け、娘に行儀作法の指導を行っていた。自分の皿は右斜め前方、肘掛け椅子ならアームレストがあるであろう位置に保持し、微動だにさせていない。
 素人の茜の目から見ても、その鏃型尻尾の落ち着いた佇まいからは、「手入れの行き届いた古城の鉄柵に、泰然と巻き付いている草蔓」などといった華美な印象を受けなくもない。いや、「樹木の枝に巻き付き、獲物が通りがかるのをじっと待ち受けている蛇」、かもしれない。
 どちらにしろ、異界の気品を感じさせるものではあった。
「あー、こっちにもあるな。頭の上に本を乗っけて、落とさずに歩け、みたいなの」
 日本人としての意地とあてつけで、魔姫の向かって右隣に、きちんと畳に胡座をかいて着座している赤毛の退魔師である。席順的には左側だ。それが常夜の姫君には、「椅子に座った主の傍らで、従者が床に膝を突いて控えている」ように見えたらしい。何やらご満悦な微笑みを浮かべて、「茜には五月蠅い指導の必要は無さそうですわね」などと仰られたことだった。
 まあ、シェリスエルネスの心臓を(彼女が正しい作法で卓袱台と向かい合って座ってさえいれば)守れる位置ではある。誤解では無い。自然に間違いに気づかせようという目論見は外れたが、何かが免除されたのならば、そのままにしておいても罰(ばち)は当たるまい。
「魔界では石板を乗せますわね。重いわ、ざらざらしているわ、あれは髪が傷んで戴けない風習でしたわ……。落とすと必ず爪先に当たるように呪いが掛けられているし」
 こちらは人界の物と変わらない様式のソーサーを左手で持ち上げ、ティーカップの把手(はしゅ)に右指を通し、優雅に紅茶を嗜みながら、当時のことを思い出したのか、コキコキと首を鳴らしてくる紫髪の魔姫だ。そこから尻尾に支えられ、衛星のように距離を置いているテイル・プレートが、お茶姿の良いアクセントになっている。
(中身は、あたしの淹れたインスタント・ティーなんだけどな)
 口に含んだ時、「あら、茜にしては……」などと怪訝な顔をされたが、やはり正体を知ったら怒るのだろうか? 元々他所の土地のお茶なので、味をとやかく言うつもりは無かったようだが、「自城菜園で摘む所から始めていない、お湯を注ぐ前は全て他所の手任せ」などという想像を絶する非礼をしでかされていたと彼女が想定に入れているのかいないのか。案外それが、命に危険が及ぶかどうかの分水嶺になるのかもしれない。
(ま、どうだっていいやなぁ。あたしにお行儀を求める方が間違ってらぁ)
 とっくの昔に開き直り、野性的な四肢で伸びをする茜の目の前で、すいっとシェリスの尻尾がプレートを動かした。まるでアメンボが池面を滑(すべ)るような滑(なめ)らかな動きを、ランセに見せている。
「ほら、慣れれば上下左右、四方八方、好きな所に動かして、ピタリと止められるようになりますわよ」
 ちなみにシェリスエルネスは実演の為に動かしたようなことを言っているが――。
(おかわりか……)
 腐れ縁の退魔師は、自分の膝の、コンビニ煎餅のビニール袋を、がさがさ、と開いた。
「ん、ん」と、鼻先に空のお皿を突き出されて催促されるがままに、その上に一口サイズの胡麻煎餅を数枚、乗せてやる。餌を咥えて引き上げる猫そのままに、すいっと、お皿が元の位置へと戻っていく。カリッ。魔姫の右手がソーサーにカップを置いて煎餅を摘む動きを見逃した。それぐらい洗練されていて隙の無い動作だった。これが高じると、乱戦中に、ひょいっ、と繊手を伸ばして相手の頸動脈を掻っ切れるようになるのだろう。
「ふぅむ。人界のクッキーは変わった味わいですのね」
(煎餅はクッキーかなぁ……。小麦粉使ってねぇから、違ぇだろうなぁ……)
 だが、ポテトチップスならぬ米粉チップスの生まれ出るご時世だ。些細な問題だろう。
「ん」
「ほい」
 どうやら、お気に召したようでもあるし。
 機会があれば、甘辛いザラメ付きの物も試して頂こう。
 そんな取り留めも無い思考を脳内に垂れ流しながら、茜は場繫ぎ程度に尋ねてみることだ。
「魔界に煎――こういうクッキーってねぇの?」
「さぁ、どうだったかしら。有ったかもしれないけれど、似たようなので大きいのをパルセイズがいつもバリバリと囓っていたから、穢れた食物のように思えて意識から削除していたのかもしれませんわね」
 ちなみにパルセイズというのはシェリスエルネスと仲の悪い異母妹で、人型はしておらず、魔姫とは全く思想の相容れない、この世の醜悪の全てを詰め込んだような大怪龍なのだそうだ。うわばみたる彼女が息を一つ吸うと、魔王の城の酒樽が全て干上がるらしい。
 そんなもんかね、と肩を竦めて適当な相槌を打ち、気を抜いた様子の退魔師は、さっきから会話に加わってこないランセリィを見遣った。六人掛けの卓袱台――部屋の主は一人暮らしだったので不要な広さに思えるが、作業台代わりでもあった――だ。今使われている面積は五分の二程度で、漆黒のゴシックドレスを銀糸と三日月のペンダントで飾った幼い少女が、茜を挟んだシェリスの斜め対面にいる。短い黒髪を戦慄かせ、茜譲りのアホ毛とシェリス譲りの蒼瞳とで、前方を刺すように睨み付けている。
「うーっ! う〜〜ぅぅぅっっ!!」
 本来なら。
 知識搾取などという反則技によって人界の常識を豊富に身につけている、この魔姫と退魔師の娘が、母体である所の常夜の姫君の間違いを意地悪く指摘して、とっととベンチ――卓袱台である。彼の名誉にかけて――から引き摺り降ろしていて然るべきである。
 だが、「ププーッ。たっぷり座らせてから指摘して、大恥掻かせてやろっと♪」と企みを巡らせていた間隙を突かれ、シェリスエルネスから行儀作法の鍛錬メニューを言い渡された瞬間から、彼女はこの場のヒエラルキーの最下層に叩き落とされ、そこを無惨にのたうち回らされ続けているのだった。
 とても今更、指摘出来るような状況では無い。
 課題をこなせないからと、むくれて別の事で反撃したように思われるのは、ランセリィ的に耐えられないことなのだ。
「こ、これっ、一時間、続けっ、て……! それっ、から、シェリ……に、土下座……させてやる……っ!」
 と、獰猛に八重歯を剥きつつ魔少女は、卓袱台の縁を両手で掴み、座布団も敷かずに正座して、目の前に回した尻尾で『握った』お皿を必死に睨(ね)め続けている。
 それには水が張られていて、表面に波を作らないように静かに持っていればいいのだが……。
 ――ぷるぷる。
 ――ぷるぷるぷる、ぶるっ。
 ――……ぷる、ぷる、ぶ。ぶ、るぷ、……ぶ。
 ――ブルブルッ、ブルブルブルルブル゛ル゛ル゛!
「あ゛、あ゛、あ゛――っ、ぅ〜〜ぅぅうう゛ううっっ!?」
 こちらのアメンボは、溺死寸前だ。
 どうにもこうにも、これが苦手であるらしい。かつて、このアパートで老執事の心を挫く程の華麗な曲芸を見せたとは思えない、目を覆う無様さだった。
 ランセリィも魔物の中では虚弱で、かなり基礎筋力の低い方ではある。だが、それでも尻尾でテイル・プレートを持ち上げる程度は、何でも無い筈なのだ。何せ、自分の銛型尻尾で剣の柄を握ってシェリスの首を落とそうと振り回したこともあれば、魔姫の知識を喰らってコツやら何やらは「識って」もいる筈なのだから。
 その気になれば簡単に実行出来るだけの能力を持ち合わせておきながら、ここまで苦戦しているのは、全て彼女の落ち着きのない性格が原因だった。睨み合いで場が膠着すれば、必ず自分から動いて引っ掻き回して状況を有利に持って行こうとする彼女である。
 じっと同じ姿勢や状態を保っていろと言われるのは、鰹(かつお)が泳ぐのを止めろと言われるに等しい。呼吸方法を泳ぐことに頼っている彼(か)の魚は、泳ぐのを止めると死んでしまうというのに。
 水を零さないように慌てながらも、悔し紛れに訴えるランセリィ。
「わた、わたたっし、つっ『月』で『炎』だっかかからっ、変化を求めてゆらゆら揺れ……っ……揺れれれッッ……揺れるのぉっ! じぃっとしてればいい闇の人とは違うんだからぁ!!」
「その闇が竜巻の如く猛ることもあれば、月光が致命的な真実だけを照らすことも、蝋燭の火が細い糸だけを灼き切ることもあってよ。出来なくてもいい理由にはなりませんわね」
 一蹴である。
 魔姫が嘆息する。
「思った通りの様子になっていますわ。貴方、技を多用した戦い方をするのに、何と言うか、こう、その技自体が力尽くで騒々しいのですわ」
 曰く、そのスタイル自体は否定しないし好きにやればいいだろうが、実際の動作に混じる微妙なブレが、ランセリィの攻撃から凄みを奪っている、……らしい。
「そんなことでは、尻尾で正確に相手の眼球を突いて抉り出すことなど、叶わなくってよ?」
 礼儀作法、どこ行った?
 と一瞬、心の中でつっこんだ茜であったが、思い直す。
 これで彼女基準の「誇り」さえ絡まなければ現実主義者のシェリスエルネスである。体面を飾らせるだけの理由で、ランセリィの持ち味を殺すような特訓をさせはすまい。寧ろ、下手に戦闘訓練などと言い出せば娘が猛反発するのが分かりきっていたから、立ち居振る舞いの話にかこつけて、別のことを伝えようとしているのだろう。
(何だかなぁ。血塗れだろうが、他の液体に塗れてようが、やっぱりこいつはお嬢様なんだよなぁ……。気遣いも微妙に出来やがるし)
 実はシェリスエルネス、もう一つの鍛錬も難なくこなしている。
 二対四枚の蝙蝠翼の先端に一枚ずつ折り紙を乗せていて、隙間風が吹いてもランセリィがガタガタ卓袱台を揺らしても、一回も落としていないのだ。
 彼女自身が身体を揺らしていない訳でも無い。紅茶を啜る時、クッキー(胡麻煎餅)を囓る時、緩やかにではあるものの、ごく自然に傾いたりしている。なのに折り紙に変化が生じないのは、羽根の根元が自然と角度を取って、風に対抗したり揺れを先端まで伝えずに吸収したりしているからだった。最先端のオートバランサーも吃驚である。
(大した無駄スペックなこって)
 でもないのか。こういった身の御し方の積み重ねが、気流に揉まれても平然と姿勢を保ち続けられる飛行法へと繋がっている、のかもしれない。
 ランセリィの羽根に乗せられていた物は、とうの昔に落っこちて、包みに仕舞い直されていた。「わっ、わたしは思春期だから、翼に触れている物は全部叩き落としたくなるんだよっ」とは、本人の談。
 既にそっちで張り合うのは諦めていたので、ますますお皿に懸命なのだった。
(なんつーか、身体のパーツが多いと、それはそれで大変なんだなぁ……)
 密かに、自分にも角があれば頭突きに便利なのにな、などと考えていた茜だったのだが、この様子では重心の取り方やら人への向け方やら、途方も無い作法がありそうだ。
(あたしも師匠直伝のタマの蹴り上げ方でも稽古つけてやりゃあ、こいつの役に立つのかねぇ?)
 どうも茜とは対等な関係を維持したいらしく、積極的には知識を奪ってこようとはしないランセリィである。身体を押さえ込まれて殆ど自由が効かない時用に、中国武術の寸勁を応用した蹴り方や、肉体の硬い部位をグリッと押しつけて胡桃を割る訓練などもあるのだが、それは彼女に伝わっていただろうか?
 いや、それよりも、シェリスエルネスにベンチと卓袱台の違いについて説明してやるのが先か。なるだけ、木戸茜や人界の人間は椅子をテーブル代わりに使うほど野蛮、もしくは困窮しているのかと、誤解を与えない言い方で、だ。
(しっかし考えてみりゃ、あたしゃぁなぁ……、いつもは平気でテーブルやらバーのカウンターやらに腰掛けっしなぁ……。卓袱台でだけ、偉そうに説教が出来る身分でもなかったやなぁ?)
 いやいや、それとこれとは違う筈なのだ。しかし、こうも堂々とやんごとない挙措を見せつけられてしまうと、まるでここは公園で噴水の周りに腰掛けの縁でも迫(せ)り出していて、皆でそこに集まってアフタヌーン・ティでも楽しんでいるかのような錯覚に陥ってしまうのである。一言で言えば、間違いを指摘する方が野暮、的な。
(案外、こいつがここに百年ぐれぇ居座ってたら、「卓袱台は腰掛ける物」ってことになってるかもしれねぇなぁ)
 そんな故事があった気がする。人界の常識を侵そうとする魔界の瘴気は、かくも強力な物なのだ。どのみち、夕飯時になって料理を並べ出したら判明してしまうことではあるが。事に依ると、食べ物を載せる場所に腰を下ろしていたことでシェリスエルネスは恥じ入るかもしれないし、それまでに適当なフォローを考えておこう。
 つらつらと、そんな物思いに沈んでいると、とうとうランセリィが根を上げた。
「だ……駄目ぇっ、もう駄目ぇぇっ!」
 変な行儀の良さと敢闘精神を発揮して、最後まで放り投げたりはしない魔少女である。あらかじめ広げておいたタオル型のスライムの上に、力尽きて取り零されたお皿が落下する。グニュリ、とプレートを受け止めた青い粘体魔法生物が、張られていた水を飛び散る前に掻き集め、無駄にしないよう再びプレートに戻すと、トライ・アゲインということなのか自分の頭の上に水平に置き直したことだ。
「ふふん、教えることが有って、母親役の面目が立ちましたわ?」
「負けた……。こんなのに負けたぁ……っ!」
 すっとぼけたお茶姿を晒す――ご丁寧にお尻の下にはハンカチーフを敷き、斜めに揃えて流した脚の爪先では、座布団を足乗せに使っている。ベンチを卓袱台として扱うべき正義は未だ姿を見せず、タイムリミットだかXデイだかまで惰眠を貪る腹らしい――母体を絶望の眼差しで眺めるランセリィ。がっくりと突っ伏し、打ち拉(ひし)がれ切った様子で、もそもそと卓袱台の下に身を埋(うず)めていこうとする。
 その頭を撫でてやりながら、茜は彼女の口にも、胡麻煎餅を放り込んでやるのだった。
「んじゃ、一段落した所で、カレー作ろうぜ」



※「仰られた」の誤用は、わざと。




○おまけ設定
 手鏡型の物より、さらに難度が高くて優雅とされているのが、「裏底に鏃型の窪みがある平皿」型のテイル・プレート。手の甲に乗せて持っているような感じ。
 
 
posted by 謡堂 at 09:40| ★名称未定(短編など)

賢母シェリスエルネス  & ランセリィ語検定

 
 
 お題:夏バテに負けないよう、ランセリィにカレーを作ってあげよう。


 シェリスエルネス
「見なさいな、茜。
 私(わたくし)がその気になれば、玉葱の微塵切りだって、お手の物ですわ。
 フフン♪ 涙など一滴も流すものですか! 爪を水で濡らすと良いのですわよーっ♪」
 ※包丁代わりに爪で切っているらしい。ノリノリ。

 木戸茜
「……確かに、見事なもんだ。
 お前さんが微塵切りにしているそれは、玉葱じゃなくって、タケノコだけどな」



 ランセリィ
「そういう汚い料理の仕方、やめてよね。
 シェリスの爪の垢なんて食べさせられたら、マゾ牝になっちゃうじゃない」


 


○おまけ
 

「秘技、オニオンの降らぬ雨!」
 くるくると回転をかけられて、ボウルの上に放られたタケノコである。
 予想される軌跡を魔姫の不敵な笑みがなぞったかと思うと、その上を無数の爪閃が通り過ぎる。一瞬の後、ボウルの中には微塵切りにされた鳥の子色の物体が、山となって降り積もっていた。
 無慈悲にして迅速なる截断(さいだん)であった。これでは仮にタケノコが断面から悪魔的なアリルプロピオンを分泌する能を備えていたとしても、あまりの業(わざ)の鋭さに、そんな暇(いとま)は与えられなかったであろう。
「で、そのタケノコというのは、刻んでカレーとやらに入れても無害なものなんですの?」
 とりあえず、思いついた技名は叫んでみたかったらしい。都合良くタイムラグを挟んで茜の指摘を受け入れてから、けろり、とした風情で確認を取ってくるシェリスエルネスだ。
「どうだかな。そいつはピーマンやらダシだの醤油だのやらとつるんで、カレーを和風味に変えてくる、ならず者だからな……」
 まあ、と驚いてみせて、常夜の姫君が腕を組む。
「それは問題ですわね。今後の相応しい処遇を考えねば」
 難しい顔をし、南瓜(カボチャ)と睨めっこ――それはピーマンでは無いと、どのタイミングで告げるべきか?――をし始めた魔姫を放っておいて、茜はやれやれと首を振った。
 実の所、シェリスエルネスのミスは茜にも責がある。ランセリィに食べさせてやる初めてのカレーが、はたして普通のカレーでいいものかとスーパーで悩んでしまったのは、彼女であった。結果、アパートのキッチンには、割と関係無さそうな食材まで並んでしまっているのだ。
(何でか、茄子もしめじも有るなぁ……。やべぇ、和風以外に作っちゃいけねぇ気がしてきやがった)
 味付けについて考え込みながら、サバイバルナイフでジャガイモの皮を剥き、生の状態のまま親指を使って適当な大きさに握り砕いていく。意識が他所に行っている所為で、普段のガサツな調理方法がそのまま出てしまっていることに本人は気づいていない。同業者と組んで野営をする時など、お上品にナイフでイモをカットなんてしていたら、かえって馬鹿にされてしまうのだ。
「じゃあ、わたし、具材を釜茹でにするのをやるねっ。栄養素を生かさず殺さず、最適の加熱で甚振ってやるーっ♪」
 特訓から解放されたランセリィは絶好調だった。
 ちょこまか動き回って良いとなれば、正(まさ)に水を得た魚。暫く使っていなかった鍋をゴシゴシと手際よく洗い上げ、コンロ代わりに鬼火のように練り上げた月焔らを精妙な操作でその周りに浮かべて、今や準備万端、と具材や水の投下を待っている。
 押し入れと化していた戸棚まで開けて、他の鍋やら鍋に代用出来そうな物やらを引っ張り出しているのは、暇になったからなのか、それとも、味付けが決まらずに複数の種類を作るのを見越してのことだろうか?
(一度に食い切れねぇ程作るってなぁ、上手くねぇよなぁ)
 実物を見知っている唯一の人間として、茜は全体の統括を任されている。
 可及的速やかに味付けを決定し、シェリスエルネスと連携せねばなるまい。
 その間、ランセリィが悪戯っ気を起こさぬよう、気を逸らしておくことも必要だろう。
「……野菜の王様が何かを命令すっと、必ず口答えしてくるイモって、な〜んだ」
「いきなりクイズだ! う〜んとね……?」
 シェリスエルネスまで手を止めて考え込み始めたが、それはそれで不都合ではないだろう。
 





○おまけのおまけ

 木戸茜
「どんなに意地悪で顰(しか)めっ面の婆さんでも、一口食べたら『うまいぞー!』って叫んじまう人界のお菓子って、な〜んだ」

 ランセリィ
「ん〜ぅんう?」



 
 
posted by 謡堂 at 07:36| ★名称未定(短編など)

2012年05月17日

ヴュゾフィアンカ・バッドニュース '12 5/17

 
・良いお知らせ
 念願の コメントフォームを 設置致しました。
 これで漸く、「最近のコメント」欄に「web拍手」しか置いていない、賞讃しか求めてなさそうな痛い人から脱却ですよ! イェイ!
 ……ええ。本当に、大変長らく御不便をお掛けして参りました……。

・悪いお知らせ
 (´・ω・`)つ「石」
 
posted by 謡堂 at 17:16| 雑記

2012年03月17日

ヴュゾフィアンカ・バッドニュース 来年用おみくじ付き

 
「私のタロットは真実しか語らないけれど、ちょっぴり悪い方向に拡大汚染しちゃうの。
 それでも良ければ、このサイトの未来を占ってあげるわ。
 
 あら、遠慮しないで?
 占ってあげる」

 そう嘯いた凶鳥は、慣れた手付きで『貪欲呪栞(グリーディ・タロット)』をシャッフルし始めた。常人にも視認できる程の瘴気を立ち昇らせているそれは、有り体に言ってしまって、剥き出しの罠である。
 やがてテーブルに、伏せられた二十二枚の破滅が、扇形となって広げられた。

「There are two sides to every story. 禍福は双面の狼であることを見せてあげるわねーぇ?」

 どうやら、貴方は、そこから二枚の札を選ばなければならない。
 きっと忌まわしい暗示が、希望も絶望も等しく引き裂くことだろう。

 刻は満ちている。
 運命に指を伸ばすも、拒絶して席を立つも、心のままにすると良い。
 どのみち、避けられない。
 訪れる者は必ず訪れ、堕ちる涙は堕ち、沈む銀月は必ず沈められるのだから。

 薄く微笑んだ凶鳥は不気味な沈黙を守り、じぃっと貴方を見詰めている。








○おまけ 2013年用おみくじ

「ん〜、辛気臭い話題だったわねーぇ。
 さて、近報の用事も済んだ所で、正真正銘、とっても良いお知らせよー。
 来年は巳年、私の尻尾の支配する年だわ!」







「うふふ、五年後の酉年は私の翼の年だし、祖先が同じ狼を犬だと言い張れば、六年後の戌年だって私の髪型が支配する年ねーぇ!
 あらやだ、干支の四分の一を制覇しているじゃなーい。

 そんな私に吉凶を占って貰えるだなんて、お前は、とんだ果報者」

 そう言うと凶鳥は、ケープマントの懐から、徐(おもむろ)に六角柱状の御神籤箱を取り出した。
 妖しげな陶器製だ。濃紺を基調にしつつも、光の加減によって次々と色合いを変えている。その表面に描かれた、この世では見たことも無い奇怪な星座達が、心が吸い込まれそうな程に明るく輝き踊っていた。
 中からは、ガラガラと鳥の骨が、ぶつかり合うような、不可思議な音がしている。

「占いって、人のを見ていても、つまらないじゃなーい。
 これで私達、魔物は、サービス精神旺盛なの。

 大丈夫よーぉ、手加減してあげるから。
 グリーディ・タロットでじゃなくって、この星令箱で占ってあげる」

 外観は気にしなくていいと、彼女は囁く。
 これは只の、雰囲気作りなのだと。
 もっとも、魔に所持された物品は、それだけで本人の性質に侵されていくものであるが……。

 妙に機嫌の良いヴュゾフィアンカは、随分と貴方の運命に触れたいらしい。
 陶器の箱が、俄(にわか)にしっとりと、女の肌のような生々しいぬめりを帯びた。
 堰を切ったように星の並びが表面を流れ出し、時折ゆらゆらと、翼を広げた悍ましい怪鴉の影がよぎっては、嘴でそれらを追い掛ける。まるで異界の宇宙の光景を、ヘキサゴナル・プリズム(六角柱)状に縮小・投影し、覗かされているかのようだ……。

「さぁ、振るわよー。覚悟は良いかしらーぁ?

 さぁさぁさぁ!
 早く決断しないと、ベイン・レイブンが、お前の星を啄んでしまうわ!」

 忘れてはならないことがある。
 相手の同意を得た途端に猛威を振るう呪術が、幾つかあることを。
 何故彼女は、貴方のことを占いたいと訴えつつ、さっさと箱を振ってしまわないのだろうか? 「相手が頷くのを待つべきだ」などという気遣いが、どんな言を弄した所で、凶鳥ヴュゾフィアンカにあろうものか!

 勿論、貴方は、こんな不愉快な女は放っておいて、逃走を図ってしまっても良い。
 しかし、己の運気に邪を撥ね除ける程の自信があるならば、彼女の鼻を明かしてやるのも一興だろう。



(確率: 吉5% 末吉10% 凶15% 末凶25% 大凶45%)
 ゾ「末吉は吉より悪いのに、末凶も凶より悪いのよねぇ。変なのー」



(逃走成功率20%)
 
posted by 謡堂 at 10:45| 雑記

2012年01月27日

テスト5

 




 
posted by 謡堂 at 07:06| 投稿テスト用

2012年01月05日

【震災関連】 家具転倒防止棒

 
 家具転倒防止棒の設置の仕方に関する話題です。

 要点だけを先に述べますと、

 nigata.jpg

 こう設置していたら東日本大震災の時に真横(写真では手前)に棒が倒れてきたので、


 itigata.jpg

 こう、足の甲が互い違いになるように(上から見た時に十字になるように)設置した方がいいのかもしれませんね、という話になります。


 以下、もう少し詳細に、というか、冗長に。

 一応、自称が物書きなので部屋に本棚が多く、倒れてきたらかなり洒落にならないので(方向によっては出入り口が塞がったり、就寝時なら頭蓋骨やら足やらを大袈裟でなく骨折……)、日頃から転倒防止棒を設置しておりました。
 ところが、東日本大震災の折、見事に上記のようになりまして。
 危ないから写真二枚目のように設置したらどうかな、と(ちなみに、その時の私が住んでいる地域での震度は、5の強か弱)。メーカーの説明書きには、そういった事は書いていなかったので自信が無かったのですが、幸か不幸か、元旦の地震(震度4)で検証が出来ましたので、記事にしてみましたり。
 またもや、写真一枚目の設置の仕方の棒は倒れてしまいました。写真二枚目の設置の仕方の棒は、ずれて多少位置が変わりつつも、無事に務めを果たしておりました。

 おそらく倒れた一番の原因は、使っている内に接地面と天井の間に隙間が空いていたからでしょうし(これは説明書きにも書いてありました。定期的にチェックが必要なのだそうな)、そこをクリアしていれば問題は無かったのでしょう。
 しかし、前述の理由で、私は結構気にしてチェックしていたんですよね(……半年に一回ぐらい?)。震災前にも元旦前にも、「う〜ん、ちょっと隙間があるな。でも、このくらいなら用は果たすだろう」と思っていたのです。若干、設置し直すの面倒、とも思っていたことは否定しません。
 それでも倒れてきた理由には他に、地震で家具(やら建物やら?)が揺れたこともあるのではないかと愚考する次第です。本棚が左右に振れたら、側面などが傾いた分背丈が低くなって、転倒防止棒と天井の間に元からあった隙間が更に広がりますよね? 私の使っている本棚の大半は、ニトリで二千円前後で買えるような組み立て式の物なので、震度が高いとヘビメタばりのヘッドバンキングを見せてくれるのです。
 という訳で、使用者がずぼらでも、家具がゆっさゆっさ揺れても踏ん張ってくれる、写真二枚目のような設置の仕方の方がいいのではないか、という話をしてみたく、筆を執らせて頂きました。一番いいのは、足の裏が「|」型ではなく「+」型になっている転倒防止棒を使うことのように思いますが、店で見たことないですねい。

 以上、素人考えなので責任は負いかねますが、何かの参考になれましたら幸いです。
 場所が条件を満たしていれば、それ自体が倒れることは無さそうな、転倒防止チェーンや金具もありますね。

 んでは、今年一年と言わず、末永く皆様の無病息災を祈りつつ。
 
 もし、「待て、そんな設置の仕方をしたら、それこそ大惨事になる。人に見せるんじゃない」というご指摘等々がございましたら、真にお手数ですが、右側の「web拍手」から頂けましたら幸いです(コメントフォームの設置は勉強中です)。
 
posted by 謡堂 at 21:08| 雑記

2012年01月01日

辰年とパルセイズ

 
 ハン、あけたらしいわね。おめでと。
 そっちの調子は、どう?
 こっちは一人で酒を呑み過ぎるからって、裏竜宮の新年会を追い出されてきたところよ。
 こんなことなら遠慮しないで、もう五、六斗、樽を空けておくんだったわ。
 ……それと、半龍半魔の半チクショウ、だとかかんとか、からかってきた奴らは、後で念入りに消し炭に変えてやる。無礼講? ハン! そんなものが許されるのは、天上天下にただ独り、このあたし様だけよ!

 しっかし、辰年ねえ? 頭に龍の角を生やしてたら、気の利いた役得でもあんの?
 何かを自由にしていい裁量とかさ。
 そうだ、酔い醒ましに、今年のあんたの運勢を決めたげる。
 いいじゃん、こんな時に抵抗するもんじゃないわ。
 今から賽を二つ振るから、あたしが丁半どっちに張るか、当ててご覧なさいよ。
 正解したら、今年の運気は絶好調。間違えたら、絶不調。
 人間にも理解できるぐらい単純でしょ?
 さあ――、いくわよ(コロコロリ)。


 簡単すぎるヒント: パルセイズの口癖 (←左クリック&スクロール)

 答え: 半(ハン!) (←左クリック&スクロール)
 
posted by 謡堂 at 17:07| 雑記

百物語 現代のメリーさん /話の採集者、兼、友達:パルセイズ

 
 ――プルルッ、プルルッ、ガチャ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん! 夜遅くにゴメンね!
 ――公衆電話が見つからないの!


 ――プルルッ、プルルッ、ガチャ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん! あけましておめでとう!
 ――携帯電話って、最近、身分証明が厳しいのね。購入もレンタルも出来なかったわ!
 ――もうっ、犯罪者の馬鹿!


 ――プルルッ、プルルッ、ガチャ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん! まだ、寝ないの?
 ――ねぇねぇ、ところで、この電話、公衆電話も携帯電話も無いのに、どこからどうやってかけてるんだと思う? 勿論、スマートフォンからでも他所のおうちからでもないよ!
 ――宿題にしておくね! また、かけるから!


 ――プルルッ、プルルッ、ガチャ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん! 分かったかな?
 ――答えは、貴方の手にしている、その電話!
 ――但し、それは眠りの膜をへだてた夢の中にあるの!
 ――イッツ・ア・マッドドリーム・パラレルワールド!

 ――見たんだけど貴方が電話を置いてる所って……、ううん、メリーさん、何も言わないわ!
 ――夜更かしの貴方が来てくれなくて退屈だったから、血と臓物で、お飾りしちゃった!
 ――待ってるから。早く休んで、こっちに来てね!
 
posted by 謡堂 at 16:59| ◆聊枕百物語

百物語 テレフォントラジディ・メリーさん (コミカル系、詰め合わせ)

 
 ――プルルッ、プルルッ、ガチャ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん!
 ――夜更かししないと、メリーさんの世界に連れてかれちゃうぞ!

 ――……う〜ん。
 ――眠るとメリーさんの世界に連れてかれちゃうぞ!
 ――の方が、避けようが無くていいかな? 雪山遭難? 待ちメリーさんって呼んでね!
 


・お宅訪問、メリーさん
 
 ――プルルッ、プルルッ、ピ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん!
 ――今、貴方のアパートに来ているの! 外のお仕事、頑張ってね!


 ――プルルッ、プルルッ、ピ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん!
 ――今、貴方のお部屋の掃除をしてあげているの!
 ――エッチな本は括って出しておいたから、健全になってね!


 ――プルルッ、プルルッ、ピ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん!
 ――やだーっ、そんなに慌てなくたって、「ポリ袋に纏めたら、ティッシュの塊のゴミが一番多いね!」なんて、メリーさん、誰にも言い触らしたりしないってばー!
 ――あ……冷蔵庫から女性の手首を発見!


 ――プルルッ、プルルッ、ピ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん!
 ――今、貴方のお部屋で、警察のおじさまたちとお茶しているの!
 ――主賓は貴方だから、早く帰ってきてね!
 


・鉢合わせ、メリーさん
 
 ――プルルッ、プルルッ、ピ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん!
 ――今、貴女のアパートに来ているの! 大学のお勉強、頑張ってね!


 ――プルルッ、プルルッ、ピ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん!
 ――ふふふーん、女子大生って、ベッドの下に何を隠しているのか――な、あ、


 ――プルルッ、プルルッ、ピ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん!
 ――大変! 貴方のベッドの下に斧を持った大男が隠れていたわ!
 ――今、貴女のお部屋で追いかけ回されているの! 帰って来ちゃ駄目だからね!


 ――プルルッ、プルルッ、ピ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん!
 ――今、貴女のお部屋のトイレに隠れているの! お願いっ、早く警察を呼んで!
 ――……あ、この電話で自分で呼べば良かったね。
 ――メリーさん、動転しちゃってるみたい! てへっ☆




 ――プルルッ、プルルッ、ピ!

 ――……。
 ――……、……。
 ――……、……、……。
 ――莫迦メ めりーサンハ 死ンダワ。
 


・不倶戴天、メリーさん
 
 ――プルルッ、プルルッ、ガチャ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん!
 ――今日は、パルセイズの命令で、シェリスエルネスさんの寝室に潜入しているの!
 ――うふふっ、恥ずかしい秘密とか、家捜しして一杯見つけてあげちゃうんだから!


 ――プルルッ、プルルッ、ガチャ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん! パル、聞こえてる?
 ――さーてさてー、お嬢様は、ベッドの下に何を隠しているのか――な、あ、


 ――プルルッ、プルルッ、ガチャ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん!
 ――大変! シェリスエルネスさんのベッドの下に斧を持った大男が隠れていたわ!
 ――今、お城の中で追いかけ回されているの! メーデーッ、メーデーッ、メーデーッ!
 ――あ、あんた、だいたい、何で、こんな所にいるのよ! え、別口の刺客? あああん、んたみたいな雑魚じゃ、赤ん坊だって殺れないんだから!


 ――プルルッ、プルルッ、ガチャ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん!
 ――助けてっ、パルセイズっ、パルセイズっっ?!
 ――パ〜〜ル〜〜セ〜〜イ〜〜ズ〜〜〜〜ッッ!!?




 ――プルルッ、プルルッ、ガチャ!

 ――……。
 ――……、……。
 ――……、……、……。
 ――オレサマ めりーサン マルカジリ。
 


・メリーさんは終わらない!
 
 ――プルルッ、プルルッ、ガチャ!

 ――もしもし、わたし、メリーさん! 酷い目に遭ったわ!
 ――だけど、わたしは何人もいるの。だから、何をされたって、ヘイチャラ!
 ――今度は、これを読んでくれた貴方の所にも、お邪魔するね!
 
posted by 謡堂 at 16:42| ◆聊枕百物語

2011年09月23日

表記ミスの訂正

 
 記事「魔が堕ちる夜 十子詳細 T〜X」の表記ミスの訂正です。

 ネイフェレムん所の、「キエクスライ・シェラ」という表記。
 卓上に飾ってある「GIGA COLLECTION」の御本人のトレカや、すぐ取り出せる位置にある「パソコンパラダイス総集編7」(用途は聞かないであげて)の記事で「シェラ」と表記されていたので、そうしていたのですが、一次情報が気になってPCエンジン版とサターン版の「STEAM-HEART'S」を引っ張り出し、説明書のキャラクター紹介を確認してみたところ、実は「シエラ」が正解のようです。
 トレカに名前と同時にアルファベットで「SIERRA」と表記されていたので(両説明書にも)、「あれ、これってシエラじゃないの?」と気にはなっていたのです。いたのですよ。いたんだってば。
 ちなみに、公式HPは、もう無いっぽく、移植元のPC版は、当時パソコンを持っていなかった為に、所持しておりません。故に、そちらでは確認せず&出来ず。

 という訳で、そこの部分を「キエクスライ・シエラ」と修正いたしました。

 ……しかし、今の今まで名前を間違えたままだったなんて、俺は本当にこの人のことが好きなのか…… orz。
 
posted by 謡堂 at 19:16| 雑記